【X-S10レビュー】デジタルでフィルムっぽい写真や動画を撮りたい初心者におすすめのカメラ!

当ページのリンクには広告が含まれています。

デジタルでフィルムっぽい写真が撮りたいなら「富士フイルム」がおすすめです。

富士フイルムのカメラは発色がきれいでうっとりしちゃいます。

レタッチ(撮影後の編集)をしなくてカメラの設定をカスタマイズをすることで、自分好みの写真を簡単に撮ることができます。

この記事では、富士フイルムのミラーレス一眼「X-S10」のレビューをご紹介していきます。

黒で統一されている外観が美しいX-S10

X-S10はこれからカメラを本格的に始めたいと思ってるカメラ初心者におすすめです。

こんな人におすすめ!
  • ボディの予算:中古10万、新品12万
  • 写真も動画も本格的に撮りたい
  • フジのエントリー機(X-A5/X-A7/X-T200)からステップアップしたい
  • 他社のカメラから富士フィルムに乗り換えたい

簡単にまとめるとこんな方におすすめです。

とくにX-S10は手軽に動画も撮ってみたいと思っている初心者にはピッタリです。

しまりす

X-S10は完成されたカメラで、もうこれさえあれば今後ボディは買い替えなくてもいいのでは?と思うほど、私は買ってよかったと満足しています!

この記事では、

  • X-S10の作例・スペック
  • 実際に使ってみて感じたメリット・デメリット
  • X-S10を購入した理由

といった内容でX-S10の魅力を紹介していきます。

目次

X-S10で撮影した作例

まずは作例写真をご覧ください。

PRO.Neg std

大三元レンズのXF16-55mmF2.8 R LM WRをつけて撮影しました。

PRO.negシリーズは、ナチュラルで自然な色表現なので、見ていて心地よい写真に仕上がります

しまりす

iphoneのカメラも素晴らしいのですが、色が濃すぎて編集しないと自分好みの色味にできないのが納得いかないんだよなあ~
それに比べてフジのカメラは撮ったそのままでも美しい色表現だからとっても気に入ってるよ!

クラッシックネガ

続いてこちらの写真はクラッシックネガで撮影しました。

先ほどの紅葉の写真とはガラッと雰囲気が変わり、フィルムらしさを感じる独特な色味。

しまりす

まるで写ルンですで撮影したような色味だよね!

これを撮って出しで撮影できるのが富士フイルムの魅力だと強く感じています。

クラッシックネガ

一般的に富士フイルムとえばクラッシックネガというイメージが強いですよね。

しまりす

じつは、フジのカメラならすべての機種でクラシックネガが使えるとは限らないので注意してね!

X-S10は「クラッシックネガ」が搭載されていますので、写真表現の幅が広がります。

>>>フィルムシミュレーションについてはこちらの記事で解説しています。

X-S10のスペック

ここではX-S10のスペックを紹介します。

X-S10の特徴を簡単にまとめると、

  • 465gの軽量コンパクトボディ5段6軸のボディ内手振れ補正搭載
  • 動画や縦構図に便利なバリアングル式モニターを採用
  • 富士フイルムでは珍しいシンプルなモードダイヤル
  • 大きなグリップでカメラが持ちやすい
  • 4K/30P動画やフルHD/240Pハイスピード動画を撮影できる
  • アプリを使って写真を簡単にスマホに送信できる

こんな感じのミラーレス一眼です。

しまりす

写真も動画も撮れるオールラウンド型のカメラだよ!

X-S10のスペックは知ってるよ!という方は実際に使ってみてよかったところへスキップ

スペック概要

有効画素数約2610万画素
撮像素子APS-C 
X-Trans CMOS 4センサー
原色フィルター採用
ファインダー0.39型有大6240ドット×4160ドット
ISO感度160~1万2800
※拡張下限:80
※拡張上限:5万1200)
連続撮影速度最高約8コマ/秒
液晶モニター3.0型(約104万ドット)
記録媒体SD/SDHC/SDXC
重量465g

採用されているセンサーは上位モデル「X-T4」と同じなので、ミドルレンジクラスのX-S10でも上位機種と同じ画質で撮ることができます。

465gの小型軽量なのにボディ内手ブレ補正搭載

X-S10はボディ単体で465g(バッテリー・メモリーカード含む)と小型軽量の機種。

軽いボディの中に5段6軸のボディ内手ブレ補正がついています。

三ツ矢サイダーよりも軽いX-S10
しまりす

重すぎると持ち運びたくなくなるから、この軽さは魅力だね!

動画や縦構図に便利なバリアングル式モニターを採用

カメラのモニターにはチルト式とバリアングル式があり、チルト式は縦構図の撮影が難しいというデメリットがあります。

パカっと横に開くよ

SNSではスマホ画面いっぱいに表示される縦構図が必要になってきます。

X-S10はバリアングルなので、縦写真や縦動画を撮りたい方には非常に便利なモニターです。

バリアングル式なら縦構図も撮りやすい

ただのまつぼっくりが「逆光」と「構図」の力でドラマチックな一枚になった
モニターを地面にくっつけて撮影している姿

バリアングルは縦構図に便利

4K/30P動画やフルHD/240Pハイスピード動画を撮影できる

実際にX-S10で撮影された映像をご覧ください。

この動画は、撮影後の色編集は全くせずフィルムシミュレーション「クラシッククローム」で撮影されています。

映像にもフィルムシミュレーションを使うことができるため、自分好みのオリジナリティあふれる動画を作ることができます。

アプリを使って写真を簡単にスマホに送信できる

撮った写真をすぐにSNSにアップできるのは便利な機能ですよね。

もちろんX-S10もアプリを使えばスマホにデータを送信することができます。

外観

ここでは外観についてご紹介していきます。

一眼レフ風のかっこいいデザイン

X-S10は、黒を基調とした一眼レフ風の外観。

一部プラスチックを使用しているのですが、塗装のおかげでまるで高級カメラのような美しい仕上がりになっています。

しまりす

一眼レフっぽいデザインがカッコイイから、カメラを持ち歩くときにテンションが上がるよ!

大きく張り出したグリップ

大きな特徴は、大きく張り出したグリップ

このグリップのおかげで手持ち撮影でも安定感が生まれ、望遠レンズのような重たいレンズをつけても手から滑り落ちにくいというメリットがあります

しまりす

グリップの浅いカメラは真夏の撮影でカメラが手汗で滑り落ちそうになることも…。
この大きなグリップはありがたいデザインだよ!

シンプルなモードダイヤル

X-S10は富士フィルムでは珍しいシンプルなモードダイヤルが採用されています。

X-E4のシャッターダイヤル(引用:富士フイルム公式

フジのカメラはほとんどアナログダイヤル。

アナログダイヤルには、電源を入れなくても設定がわかるというメリットがあります。

しかし、X-S10は電源を入れ、モニターで数値を確認しないとカメラの数値がわかりません。

ただ、カメラ初心者にはX-S10のようなシンプルなモードダイヤルのほうが扱いやすいのではないでしょうか。

鳩ちゃん

せっかくカメラを買ってもこのダイヤルで苦手意識が生まれ、カメラを使わなくなるのはもったいないよね

ボタン配置

カメラ上部

X-S10は右手側に電源ボタン、録画ボタン、Qボタン、ISOボタンが配置されています。

カメラ背面

カメラの背面右側上部にFnボタン、AELボタン、AFONボタン

背面右側にMENU/OK(メニュー/決定)ボタン、DISP/BACK(表示/戻る)ボタン

背面左側に、ドライブボタン、再生ボタンが配置されています。

電子ビューファインダー

視度調整が可能な電子ビューファインダーがついていて、眩しい日中の撮影に重宝しています。

内蔵フラッシュ

使用頻度は高くありませんが、ポップアップ型のフラッシュがついています。

バッテリー

グリップの下にバッテリーカバーがあり、その中にSDカードを入れる仕様になっています。

パカっとな。

実際に使ってみて良かったところ

ここでは実際に使ってみて良かったところをご紹介します。

1.小型・軽量かつ握りやすいグリップなので手が小さい女性にも持ちやすい

ホールド性の高いグリップに、思わず持ち歩たくなる軽さが最高です。

しまりす

カメラはずっしり重いイメージだっだけど、X-S10を持ったら想像以上に軽くてびっくりしたよ!

コンパクトなボディのおかげで、小ぶりのカメラバックにも収まります。

コンパクトなボディ

2.カスタマイズポジションでフィルムを装填したような撮影体験を味わえる

X-S10にはモードダイヤルに「カスタマイズポジション」があります。

最大4つまでカメラのカスタマイズを保存しておけるので、FUJI X Weeklyのフィルムカスタムを瞬時に呼び出せる便利な機能。

この動画のようにダイヤルを回すだけで簡単に色味を変更できます。

まるでフィルムを装填して撮影しているような感覚が味わえます。

しまりす

フィルムシミュレーションをカスタマイズするようになってからはほとんどレタッチをしなくなったよ!

>>>FUJI X Weeklyについてはコチラの記事が参考になります。

デジタルでフィルムっぽい写真を極めたい方はぜひ参考にしてみてください。

X-S10の気になるところ

ほとんど不満はないと感じているX-S10ですが、実際に使ってみて気になったところや欠点だと感じたポイントをご紹介していきます。

防塵防滴ではない

X-S10は防塵防滴ではありませんので、過酷な環境での撮影は不向きです。

しかし、普段スナップやポートレート撮影などをする人なら防塵防滴がなくても問題なく使えます

バッテリー持ちが悪い

X-S10の欠点は「バッテリー持ちの悪さ」です。

手ぶれ補正を効かせている分、ほかの機種よりもバッテリーの減りが早いようです。

しまりす

先日、スタジオ撮影の2時間でバッテリー2本を交換したほどバッテリー持ちが悪いです

X-S10を購入するなら予備バッテリーは必ず購入することをおすすめします

また、予備バッテリーを充電するアクセサリーもあり、セットで購入するといいですよ◎

X-S10を購入した3つの理由

左:X-A5 右:X-S10

フジのエントリー機「X-A5」を使用してきまましたが、どうしてもX-S10が欲しくなってしまいました。

X-S10に買い替えた理由は3つあります。

X-S10に買い替えた3つの理由
  • クラッシックネガが使いたかった
  • 全群繰り出し式の「XF35mmF1.4」でも快適にシャッターが切れる
  • 一眼レフ風のデザインに憧れた

1.クラッシックネガが使いたかった

クラッシックネガが使いたい」が購入動機の9割を占めてます

富士フイルムユーザーでクラッシックネガが使えない人になら、きっとこの理由に共感していただけるはずです。

しまりす

それだけクラッシックネガが魅力的ってことなんだよね

2.全群繰り出し式の「XF35mmF1.4」でも快適にシャッターが切れる

神レンズと呼ばれる「XF35mmF1.4」は写りは素晴らしいのですが、X-A5につけるとAFが遅いという欠点がありました。

X-S10ならAFに困ることは少なく、快適に神レンズを使えます

3.一眼レフ風のデザインに憧れた

X-A5を持って写真を撮りに行ったとき、一眼レフ構えたガチカメラマンたちと並ぶとなんだか浮いてる感じが。

X-S10の外観なら、もし仕事で使う場合にも胸を張って撮影に持って行けるなと思いました。(ないとは思うけど)

しまりす

X-A5は可愛いけど、威厳がないなって思っちゃったんだよね

まとめ:X-S10はフジ入門機にピッタリのカメラ

今回は富士フイルムのミラーレス一眼「X-S10」のレビューをさせていただきました。

こんな人におすすめ
  • ボディの予算:中古10万、新品12万
  • 写真も動画も本格的にやりたい
  • フジのエントリー機(X-A5/X-A7/X-T200)からステップアップしたい
  • 他社のカメラから富士フィルムに乗り換えたい

これから本格的に写真も動画も始めたい人におすすめな非常にコスパの良いカメラです。

しまりす

ボディで10万以上は高いと感じるかもしれないけど、そんな人はぜひ中古購入を検討してみてね!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

趣味で写真をはじめてみたい人に向けて、カメラの選び方や写真の楽しみ方について発信中。フィルムライクな写真が好き。
【メインカメラ】FUJIFILM X-S10

スポンサー

目次