2022年5月27日に「NOSTAL TONE(ノスタルトーン)」というレンズフィルターが発売されました。
このレンズフィルターは「ブルー」と「オレンジ」の2種類があり、これを使って撮ればアニメのワンシーンのような写真が撮れると発売前から話題になっていた商品です。
なんとこのレンズフィルターは「アニメのワンシーンのように」でおなじみの人気フォトグラファーAkineCocoさんが監修なの!
結論から申し上げますと、NOSTAL TONE(ノスタルトーン)は
- ブルー:ふわっと写り少し青みがかる
- オレンジ:ふわっと感は控えめでほんのりオレンジっぽくなる
実際に使ってみてこう感じました。
2種類でフィルターの効果が全くちがうから、ブルーとオレンジで好みが分かれそうだなーって思ったよ!
今回は富士フイルムのカメラに「NOSTAL TONE(ノスタルトーン)」をつけたら本当に「アニメのワンシーンのように」なるのか、作例を用いて検証していきます!
ノスタルトーンブルー
ノスタルトーンブルーは、シャドウを明るくしてハイライトを抑える効果があるのでふわっと柔らかい写真が撮れるレンズフィルターです。
ノスタルトーンブルーの作例
まずはカスタマイズなしで撮影した作例をご覧ください。
ふわっとする以外にフィルターに青みがかかるような設計になっているので爽やかな写真に仕上がります。
このレンズフィルターをつけるだけで簡単にふわふわ~っとするから、何気ない日常が一気にエモくなるよ!
「FUJI X Weekly」の中から「Nostalgia Color」にカスタマイズ設定し、ノスタルトーンブルーをつけて撮影。
ノスタルトーンブルーをつけることでやわらかさが増して、優しいフィルムライクな写真になりました。
他のカスタマイズでもためしに撮ってみました。
ノスタルトーンブルーをつけて撮影することでより印象的な写真に仕上がりました。
ふわっとしたやわらかい写真が好きな人にはノスタルトーンブルーをつけるだけでこんな風に撮れるんだからこれは神アイテムだね!
ノスタルトーンオレンジ
ノスタルトーンオレンジは、ごく弱いソフト効果で光を拡散して、ほんのりオレンジがかかるレンズフィルターです。
ノスタルトーンオレンジの作例
オレンジは、ブルーよりふんわりはせず暖色系の色味が強調されほんのりとオレンジがかる仕様になっています。
ソフトフィルターのようなふわっとする写真が苦手な人にはブルーよりもオレンジのほうが使いやすいと思うよ!
「FUJI X Weekly」の中から「Nostalgia Color」にカスタマイズ設定し、ノスタルトーンオレンジをつけて撮影しました。
ほんのり暖色系の色味が強調され、ノスタルジックな写真になりました。
夕陽や紅葉シーズンの秋に使ってみたいレンズフィルターだね!
ノスタルトーンオレンジは、ブルー系のゴーストが出やすい仕様になっていて、作例のように光の入り具合によっては青いゴーストが出るようになっています。
わたしは出せなかったのですが、撮り方によってはオールドレンズのようなリング状のゴーストも出るようです。
それぞれのレンズフィルター効果を比較
同じシーンで「ノスタルトーンなし」「ブルー」「オレンジ」で比較できるよう百日紅を撮影しました。
比較していただくと
- ブルー:かすみがかかったような写りになる
- オレンジ:ほんのりオレンジがかるがフィルターなしと差が少ない
というそれぞれの特徴がわかります。
【ブルー】フィルムシミュレーションごとの比較
ノスタルトーンブルーをつけてフィルムシミュレーションごとに撮影しました。
参考にしてみてください。
【オレンジ】フィルムシミュレーションごとの比較
まとめ:ノスタルトーンと富士フイルムは相性抜群!アニメのワンシーンのようなエモい写真を撮ろう♪
ノスタルトーンの特徴をまとめると、
- ブルー:ふわっと写り少し青みがかる
- オレンジ:ふわっと感は控えめでほんのりオレンジっぽくなる
あなたは「ブルー」と「オレンジ」どちらの写りが好みでしたか?
正直どちらも良いアイテムだから選べない人は大人買いがおすすめだよ(笑)
ノスタルトーンと富士フイルムのフィルムシミュレーションの相性が良く、とくに「クラッシックネガ」や「クラッシッククローム」と相性が良いなと思いました。
何気ない日常の瞬間がアニメのワンシーンのような写真になりますよ。
フィルムライクなエモい写真を撮りたい人におすすめのレンズフィルターだよ~!ぜひ使ってみてね~!
また、富士フイルムのフィルムシミュレーションについては以下の記事で解説しておりますので参考にしてみてください。