カメラを購入し、日中だけでなく「夜の屋外」や「室内」といったシーンで撮影をしているとF2.8通しのズームレンズがあったらいいな…と思う方もいるかと思います。
でも、F2.8通しのズームレンズって重たいんでしょ?
じつはSIGMAからF2.8通しの18-50mmの標準ズームレンズがXマウント用に発売されたよ!このレンズ、285gと軽量コンパクトだから重たいレンズが嫌なユーザーの悩みを解決してくれると思うよ!
このレンズの魅力
- F2.8通しのズームレンズなのに285gと軽い
- レンズの長さが76.8mmと長すぎない
- シャープで高解像度で単焦点にも劣らないきれいな写り
1番の魅力はクラシカルな外観のX-T30Ⅱにつけてもゴツくならないこと!実際のカメラにつけた見た目も重要だよね!
スマホと同じ18mmの広角から50mmまでF2.8のままズームできるので、夜景や部屋での物撮り、スタジオ撮影などをこのレンズ1本でまかなうことができます。
今回の記事では、「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」を1ヶ月実際に使ってみたレビューを作例とともにご紹介していきます。
18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryの作例
風景写真・スナップ写真
F2.8までF値を下げて撮影が出来るので、背景をぼかした撮影もできます。
夜景撮影
明るいレンズなので夜でもシャープできれいに写ります。
作例として、自分の手とイルミネーションを撮影しました。
夜でも肌がきれいに写るので夜のポートレート撮影にも向いてると思います。
室内撮影
フィルムライク
FUJI X Weeklyを参考にフィルムライクにカスタマイズをして撮影しました。
ブラックミストをつけるとよりふんわりとして柔らかい写真になりそうですね。
「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」のレンズスペック
ここでは18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryのスペックについて紹介します。
すでにスペックは知っているよという方はレビューにスキップしてね!
18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryのスペック
希望小売価格 | 73,150円(税込) |
焦点距離 | 18-50mm |
重さ | 285g |
明るさ | F2.8 |
最短撮影距離 | 広角端:12.1cm 望遠端:30cm |
フィルター径 | φ55mm |
最小絞り | F22 |
レンズ構成 | 10群13枚 |
レンズ内手ぶれ補正 | なし |
外観
このレンズには、標準で花形フードが付属しています。
F2.8のレンズなのに長さが短めで普段から持ち歩きやすいF2.8通しのレンズです。
見た目がそこまでゴツくないのでクラシカルなX-T30ⅡやX-E4にも合います。
撮りたい時に希望通りの撮影が出来ないのは悔しい!
このレンズだけ持っていれば昼でも夜でもオールマイティに撮れそう!
タムロン「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD」とシグマ「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」の比較
2023年1月現在、Xマウントで使える18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryとほぼ同じスペックタムロンのレンズと比較をします。
レンズ名 | 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary | 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD |
---|---|---|
焦点距離 | 18-50mm | |
重さ | 285g | 530g |
明るさ | F2.8 | F2.8 |
最短距離距離 | 広角端:0.12m 望遠端:0.3m | 広角端:0.19m 望遠端:0.39m |
レンズの長さ | 約7.7cm | 約12cm |
フィルター径 | φ55m | φ67mm |
SIGMA18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryのほうが、レンズの長さ・重さともに圧倒的に優位です。
家電量販店でこのレンズを見た瞬間、すぐに購入を決意したよ!
ちなみにタムロン17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDについてレビュー記事がありますので、興味がありましたらぜひ参考にしてみてください。
「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」を使ってみた感想
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary を1ヶ月実際に使ってみて、私が感じたことをお伝えします。
SIGMAらしいシャープな解像度が素晴らしい
線がシャープで細いのにクッキリと写るSIGMAのレンズ。
ズームレンズですが、単焦点レンズのようなきれいな写りにうっとりしてしまいました。
同じカメラで撮ったとしても、やはりレンズが違うと写りも違うのです。
写りの違いをラーメンで例えると、富士フイルムは醤油、タムロンは塩味、シグマは味噌味って感じかな・・・!!笑(筆者の主観)
軽くて小さいから毎日持ち歩きたくなる
F2.8通しのズームレンズとなると今まで重たいレンズ(純正:655g タムロン:530g)しかありませんでした。
このレンズは重さ285gと非常に軽くてコンパクトなので、ボディ465gのX-S10と合わせても750g。
このレンズ1本だけ持てば良くなったのでカメラバックがすごく軽くなりました!グッバイ肩こり!
「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」のデメリット
18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary は、ほとんどデメリットは感じませんでした。
細かいところで少々気になるところは、
- ズームリングが富士フイルム・タムロンと逆回転
- レンズに絞りリングがない
こういった部分は気になる方もいらっしゃるかと思いますが、どちらも慣れればそこまで気になりませんでした。
まとめ:18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryは軽くてコスパの高い大三元レンズ!
今回の記事では「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」をご紹介しました。
まとめ
- 線が細くシャープでクッキリとした写り
- 富士フイルムやタムロンの同じスペックのレンズよりも軽くてコンパクト
- クラシカルな外観のX-T30、X-E4などにつけてもゴツくならない
- F2.8通しのズームレンズなので夜や室内撮影もする人におすすめ
価格も7万円というサードパーティー製ならではのコスパの高さ。
ズームリングは純正やタムロンとは逆回転ですが、慣れればそこまで気になりませんよ♪
やはり軽さは正義!コンパクトな明るいズームレンズを探している人におすすめのレンズだよ!